とんぼの本
イタリアの歓び―美の巡礼 北部編

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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784106021008
  • NDC分類 293.7
  • Cコード C0326

内容説明

観光ルートからはずれた街角に、辺境の田舎町に、ひっそりと息づく、知られざる「美の楽園」を訪ねた、美術でめぐる、とっておきの旅ガイド。

目次

ラヴェンナ
ヴァラッロ
アオスタ
ミラノ
ヴェネツィア
フィレンツェ

著者等紹介

中村好文[ナカムラヨシフミ]
1948年千葉県生まれ。建築家。72年武蔵野美術大学建築学科卒業。宍道建築設計事務所勤務の後、都立品川職業訓練校木工科で学ぶ。76年から80年まで吉村順三設計事務所に勤務。81年レミングハウスを設立。住宅設計と家具デザインに取り組み、今に至る。87年「三谷さんの家」で第1回吉岡賞受賞。93年「一連の住宅作品」で第18回吉田五十八賞特別賞を受賞。現在、日本大学生産工学部居住空間デザインコース教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

142
建築家、中村好文が案内する北イタリア美術紀行。取り上げられているのは、ラヴェンナ、フィレンツェ、ヴァラッロ、アオスタ、ミラノ、ヴェネツィア。 ヴァラッロが、ややマイナーだが、キリストの受難を描いた木造彫刻群のサクロ・モンテのある街だ。いずれも美しい写真と共に紹介されていて、旅心をそそる。次にイタリアに行くなら、アオスタに行きたい。それから、行き損ねているトルチェッロ島にもぜひ。フェラーラから日帰りで行ったラヴェンナも、やはりここに2、3泊してじっくりと体感すべきだったかと悔やまれる。イタリアはキリがない。2014/10/11

Nat

32
写真が豊富で楽しめた。ヴァラッロについては初めて知ったが、キリストの一生を追体験できる不思議な岩山があるとのこと。イタリアでできる聖地巡礼。怖いもの見たさで、思わず行ってみたくなった。以前フィレンツェに行った時に、友人と話題にしたが行かなかった『捨子養育院』やっぱり行けばよかったと後悔。中村好文さんが言っているように「飽きない国」イタリア。コロナが収束したら絶対行くぞ!とまた決意した。しかし、フィレンツェで中村さんがお気に入りのホテルの名前が明かされなかったことが、少し残念。(理由は納得ですが。)2021/05/03

mahiro

4
私の大好きな、フラ・アンジェリコの『受胎告知』のある僧院があのサヴォナローラの住んでいた所とは知らなかった。あの狂信僧はどんな気持でフラ・アンジェリコの絵を見ていたのだろうか。 北部編もアオスタなどマイナーと言える都市の史跡を取り上げていて興味深かった、ヴェネツィアについて書かれた須賀敦子さんのエッセイも読んでみたくなった。2013/12/11

あおき

3
ブラマンテの「騙し絵で足りない奥行きを誤魔化す」にはやられた!と思った。 ヴァラッロのサクロ・モンテにあるバシリカの天井は圧巻でした。2014/12/09

yomayoma

2
フィレンツェがメイン。宗教建築内のモザイク画、フレスコ画、彫刻など。2016/06/05

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