内容説明
スペイン横断800キロ!檀ふみの書下ろしエッセイ50枚!パウロ・コエーリョ(『星の巡礼』著者)と“奇跡”を見た!?ロマネスクの荘厳な教会、美しき自然、豊富な海の幸とワイン…。生きている中世、いざ聖地へ。
目次
星の野原の巡礼路
神ともにいまして
10年ぶりの巡礼路
巡礼の飲と食
ふたつの祝祭
巡礼の道、ロマネスクの道
巡礼路の歩き方指南
著者等紹介
檀ふみ[ダンフミ]
作家・檀一雄の長女として東京に生まれる。高校在学中に女優デビュー。数々の映画、テレビドラマなどで活躍する一方で、エッセイストとしても高い評価を受けている。99年には講談社エッセイ賞を受賞
池田宗弘[イケダムネヒロ]
1939年東京生まれ。武蔵野美術学校卒業。真鍮鍛造の彫刻家として活躍中。83年から1年間、文化庁の在外研修員としてスペインへ赴き、巡礼路のロマネスク美術を研究。403頁にもおよぶ“巡礼の道絵巻”を完成させた
五十嵐見鳥[イガラシミドリ]
1938年天津生まれ。東京芸術大学美術学部卒業、同大学院修了。1969年から5年間、ポワティエ大学中世文化研究所に留学、76年同大学文学博士号取得。専攻は西洋美術史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toshi
20
サンティアゴ巡礼のテレビ番組を見て、巡礼路についてもっと知りたくて、まずパウロ・コエーリョを読んだら哲学書だったので、今度はこちらをピック。前半は美術史家の五十嵐見鳥さんによる沿道の教会、史跡巡り、時々巡礼路を絵巻にした芸術家の池田宗弘さんのエッセー、そして後半は壇ふみさんが、おそらくはテレビ番組の取材で、パウロ・コエーリョとともに巡礼路を旅した記録(但し、クルマでw)。いい本なのですが、何か物足りなさが残った。多分読みたかったのは、もっとマニアックな歩いた記録。お薦めの本があれば教えて下さい。2021/09/12
くみ
19
スペイン北部サンティアゴデコンポステーラに続く巡礼の道。歩くことで内省が深まることってあると思います。北部スペインの静かな澄んだ空気感が伝わってきてました。学生の時スペインにホームステイに行った記憶が蘇ります。巡礼路踏破は難しいとしても北スペインまた行きたい。 後半は壇ふみさんとパウロ・コエーリョさんが一緒に辿る巡礼記が掲載。2022/07/09
kana
11
先日読了した巡礼エッセイは人との出会いや心の動きが中心だったので、こちらは写真や地図が多く記載されており、より巡礼路が明確に見えてきた。巡礼路の歴史についても書かれており益々興味が増大するし、もっと知りたい。檀ふみさんの「巡礼路は人生の縮図」という言葉が印象的。同行されたパウロ・コエーリョさんの星の巡礼路も読んでみよう。2021/04/24
ヴェネツィア
6
タイトルは『サンティアゴ巡礼の道』なのだが、編集は巡礼というよりは多分に物見遊山的な内容になっている。もっとも、そのかわりに綺麗で雰囲気のある写真も多く、旅心は誘われる。2012/03/07
takao
4
生まれ変わるために巡礼?2016/07/17
-
- 和書
- おかゆ鍋