内容説明
世界文化遺産に指定された岐阜県白川郷の合掌造り集落をはじめ、生活に密着した用を果たしてきに全国の民家のなかから、すぐれたものを選び、その住宅建築としてのすばらしさを紹介する。あわせて、民家のある町並みを訪ね、往時をしのばせる歴史的な姿を楽しみ、景観とよく調和している民家のたたずまいなど、民家建築撮影のベテランが、その見どころを語る。
目次
町並みと民家一五景
町並みと民家を訪ねて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
智湖
30
著者略歴。日本大学芸術学部写真学科卒。大成建設株式会社に入社。業務として現代建築写真を撮影。合間に日本の古建築の撮影を始め、写真家になる動機となった。 ー魅力ある写真に加え、富商の民家などを、その建築の深い知識を持って屋敷の平面図や、時には断面図をつけて解説している。素人でも分かりやすい親切な解説で、楽しく読めた。実際に行ったことのある場所もあったけれど、決して高い写真技術で実際より美化したものではなく、真の魅力があって好感が持てる。行ってみたい場所が沢山あった。古建築の好きな方にはオススメします。2020/09/16
智湖@ベルばら同盟副会長
19
再読2021/02/18
てくてく
4
各地方の民家の特徴を紹介した本。とんぼの本ならではの写真が満載で本棚に長く置いておきたいと思った。2015/06/20
takao
2
白い壁と木縞の線のコントラストが美しい。2016/11/10
烏鷺
1
素敵な民家の写真がふんだんに載っていて、楽しかった。行きたくなりました。 写真集だから文字があるだけでもありがたいのだが、個々にもっと詳しい解説が欲しかった。写真集と解説書の中間くらいの本があれば良いのに。2012/04/04