内容説明
西洋からはるばる、最初に日本にやって来た人達の国。昔はあんなに仲が良かったのに、いつの間にか疎遠になってしまった友達、そんな国、ポルトガル。ファド。鰯。海辺…ヨーロッパの一番端っこで、のんびりと穏やかに、しかし独自の文化を頑固に守っている国の素顔を多方面から紹介。
目次
ポルトガルいま・むかし
ポルトガルあちらこちら
ポルトガルで食べたい
ポルトガルは建築が面白い
ポルトガルの心、ファド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
11
豊富な写真が収録されたポルトガルの魅力を紹介する本です。以前私はポルトガルの永住権を取ることを考えていました。でも条件が厳しくなり、断念。大航海時代の建造物が残っていることが本書で紹介されており、改めて魅力を感じました。写真が多いのですが、活字の部分も濃い内容で、特にポルトガル人の性格を書いた部分は、面白かったです。真面目で慎ましく、親切というのは日本人に似ています。治安も良いそうです。哀切なメロディーを持つ民族音楽のファドが好きなので、この本に書いてあるファドが聞ける酒場にはぜひ行ってみたくなりました。2023/11/11
OKKO (o▽n)v 終活中
10
ポルトガル本国に行く予定は目下ないのだが、マカオを生んだ国としてのポルトガル、特に建築の特徴を写真で知る入門として ◆日埜博司「ポルトガルいま・むかし」、西山宗雄マルセーロ「ポルトガルは建築が面白い」を。マヌエル様式とは何か、特徴はいかなるものか、サワリの部分がわかった感じ。意外にゴシック! ◆特に窓辺に配された大航海の思い出が面白い。そしてそれ以前に、記憶を建築物に装飾として配するそのセンスが面白い! 「伝えようとする内容」にちょっと特徴があるのか? もうちょっと勉強の必要アリ。2017/04/26
takao
1
ファド 失われたもの、会えなくなった人に寄せるやるせない思い2016/09/25
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