内容説明
「分け入っても分け入っても青い山」大正15年6月、こんな句を詠んだ一人の俳人は行乞流転の旅に出ていた。種田山頭火―酒におぼれ、借金を繰り返す男が背負った「惑い」とは。その境涯を自由律俳句で表現した真意とは。今、再評価される異才の軌跡を写真で辿り、さらに新視点の評伝で彼の実像に迫る。
目次
第1章 カラス啼いて山頭火
第2章 九州行乞記―放浪の旅路
第3章 山頭火俳句に流れる仏教観
第4章 句作への情熱―東北・北陸への旅
第5章 現代に生きる山頭火
「分け入っても分け入っても青い山」大正15年6月、こんな句を詠んだ一人の俳人は行乞流転の旅に出ていた。種田山頭火―酒におぼれ、借金を繰り返す男が背負った「惑い」とは。その境涯を自由律俳句で表現した真意とは。今、再評価される異才の軌跡を写真で辿り、さらに新視点の評伝で彼の実像に迫る。
第1章 カラス啼いて山頭火
第2章 九州行乞記―放浪の旅路
第3章 山頭火俳句に流れる仏教観
第4章 句作への情熱―東北・北陸への旅
第5章 現代に生きる山頭火