内容説明
ゴッホが死んだオーヴェールの宿の真ん前には、彼が描いたことで有名になった町役場が往時そのままの姿でたっている。そしてズンデルトの生家の真の前にも同じような町役場…数奇な運命のもと、炎のような熱情をもって生き、強烈な表現力で多くの作品を生み出したゴッホ。ピストル“自殺”から百年、画家ゆかりの地を巡りながら、その生涯と作品をふりかえる。
目次
ゴッホへの旅(生地ズンデルト;画商修業;ハーグ/ロンドン/パリ;教師志願ラムズゲイト/アイズルワース;伝道ワム;画家へクエム/ブリュッセル;エッテン;ハーグ;ドレンテ;ヌエネン;アントワープ;パリ;アルル;サン・レミ;パリ;終焉オーヴェール)
ゴッホと日本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひほ
30
ゴッホの絵と実際の風景を対比させたゴッホの本。映画になった絵もたくさん。やっぱり星月夜がいいなぁ2018/10/25
あかくま
18
ゴッホの足跡を写真と絵でたどる「ゴッホへの旅」と、日本でのゴッホ紹介の歴史をたどる「ゴッホと日本」の二本立てとなっている。写真が美しく、絵と同じアングルで撮影されたものも多いので、「この風景がこの絵になったのか・・」という、画家と同じ目線に立てる面白さがある。どうもゴッホ関連の本を何冊かを読む限りでは、研究者のゴッホリスペクトが前面に出ているものが多いような・・。こちらの本も同様。自死の理由を著者が考察した部分には素直にうなずくことはできないが、ゴッホにはやはりひとを深く惹きつけるものがあるようだ・・。2014/05/21
takao
0
今でも絵の風景は残っているな。2016/11/03