内容説明
英国労働党政権への道１００年を描きつつ、社会主義の今日的存在意義を探る。
目次
第１章 英国議会
第２章 社会主義者たち
第３章 社会主義英国
第４章 左派台頭
第５章 サッチャー革命
第６章 労働党再生
第７章 歴史的勝利
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズキパル
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ライバルの保守党と頻繁な政権交代を繰り返してきた英国労働党に着目し、日本とは異なる政治のダイナミズムに迫った本。英国の戦後政党政治をざっくりつかめた。戦闘的な労組の突き上げや、左右の路線対立に苦しむ労働党の様子は、日本の旧社会党の姿と重なった。逆に、単純小選挙区制による単独政権を何度も経験しているだけに、現実的な政策を志向する労働党の様子は、日本の左派政党とは一味違う感じが。2013/07/10
