新潮選書<br> 秘伝 中学入試国語読解法

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新潮選書
秘伝 中学入試国語読解法

  • 石原 千秋【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 新潮社(1999/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 410p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784106005602
  • NDC分類 376.8
  • Cコード C0337

内容説明

この本は二部構成になっていて、体験編では、中学入試に対する僕たちの戸惑いや試行錯誤を出来るだけ率直に書いた。そのほうがかえって参考になると考えたからだ。一方、国語問題読解編では、著者の研究者としての分析力をフルに発揮した。「国語」に隠されている見えないルールを炙り出すという読解法は、入試国語に強くなるだけでなく、「学校」空間というものについて考える契機となるだろう。だから、この本は著者の学校論でもある。

目次

第1部 僕たちの中学受験(僕たちの学校;受験が始まった;入試問題とはどういうものだろうか;塾と家庭 ほか)
第2部 入試国語を考える(隠されたルール;「国語」の基本型;二元論で考える;「言葉」を読む ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

19
前半は著者の中学入試体験記。まぁモンペだね(中学入試させるような親はみんなそう)。 後半はお得意の入試問題読解。鋭い読みが光る。 「淡い恋」系列の問題にはキュンキュンしちゃった、もうこんな気持ちにはなれないだろうな(当時はこの手の問題苦手でした)。 そして15年ぶりくらいに母校の問題を解くことになったのだが、小6でこんなもん60分で解かされてたのかと空恐ろしい気持ちになる。そして小6時点で解けなくても、年取るだけでわかることもたくさんあるから気にしすぎるなとも思ったのだった。 2021/04/20

Hiro

9
お受験パパ日記とも、中学受験壮絶記とも、国語問題集とも取れる、まあ破茶滅茶な本。著者の個性が目に浮かぶ。▼20年前の作品が20刷以上の人気を博してきたのは、国語入試に纏わる構造、背景、対策に切り込もうとした希少性だろう。自分も昔、イマイチ腑に落ちなかった現代文への疑問から手に取った。▼後半の具体的な入試問題の章は、数多ある問題集の解説との差がわからない。わざわざ新潮選書のゴツそうな本にした意味がない。▼物語の型の4分類とか、国語入試のフリをした道徳教育の欺瞞性とか、エッジが立った記載を深掘りして欲しかった2023/04/01

りょうみや

9
前半が著者一家の中学受験体験記。後半は文学専攻の著者による中学入試の国語の解説。体験記は一人息子の中学受験を考え始めてから桐朋中学に合格し入学するまでの過程をかなり詳細に語ってくれている。なかなか興味深く読めた。息子さんも父と同じく国語が得意科目だが、それはやはり幼少期からの読み聞かせの効果だろうか。「もし受験をしなかったら、息子という人間をこれほど深く理解することはなかっただろう」というのが印象的。中学受験という一大イベントは家族の絆を深められるメリットもある(諸刃の剣だが)。 後半は摘み読み。2017/01/17

がんぞ

3
幼児の知能の発達には親よりも同年代の遊び相手とのやり取りが影響するが、中学入試の国語能力は「親とよく会話する子が絶対有利」/資本主義・金権絶対の日本では、首都圏に在住してリソースがあれば私立中学入試は挫折の可能性を僅少にしてグレートな子孫を得るサクセスフルライフラインの可能性急上昇案件/小学生に高い国語能力をもたせる、というよりも論理性解読の機序が危うくても正解を短時間に得る受験技術のように感じるのだが//「スマホ変換が便利で漢字手書きができなくなって」雑誌等の記事も短文が多くなり、国語能力低下を懸念する

かむ

1
前半は自分と息子の中学受験体験談になっており、父親としての著者をみることが出来るので面白い。後半は入試国語を、研究者としての観点から分析しており、中学入試だけでなく、高校入試にも使えるテキストとなっている。全体を通して、学校における「国語」教育、「道徳」教育に疑問を投げかけつつ、そのお決まりの教育方針を巧く掴むことで、自分の利益にしよう、というスタンスとなっているのが個人的にはとても好ましい。2013/11/25

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