内容説明
日本人に珍重される藍はどこから来たか?文献を渉猟し、実地に藍を栽培、染色に従事しながら考える藍の渡って来た道。
目次
海を渡ってきた藍(ヒロシゲ ブルー―浮世絵の藍;紺屋の白袴―江戸時代の藍;頼朝の袴―武家時代の藍;貴族の衣―平安時代の藍;青丹よしの色―奈良時代の藍;水縹の帯―飛鳥時代の藍;大国主命の衣の謎―古墳時代の藍;倭人の面影―弥生時代の藍;卑弥呼と魏王の贈り物―ヤマタイ国の藍)
藍は地球をめぐる(正倉院とシルクロード;ヨーロッパの藍;アフリカの藍;アメリカの藍)
私と藍(誰もいない島;ニューヨークで;波のように;土に帰る)




