新潮クレスト・ブックス<br> 名前のないカフェ

個数:
  • ポイントキャンペーン

新潮クレスト・ブックス
名前のないカフェ

  • ウェブストアに42冊在庫がございます。(2026年04月26日 14時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105902063
  • NDC分類 943
  • Cコード C0397

出版社内容情報

その店には、居場所のない人々が集まった。ささやかなぬくもりを求めて――。戦争の名残をとどめるウィーンで、孤児院で育った男が開いた小さなカフェ。市場で身を粉にして働く者、盛りをすぎたプロレスラーなどそれぞれ孤独を抱えた人々が、束の間の居場所を求めて集まる。ドイツ語圏のミリオンセラー『ある一生』の著者が描く、働くことと生きることのかすかな輝きが静かな感動を呼ぶ長篇小説。


【目次】

内容説明

孤児院で育ち、十五歳で学校を去ったローベルト・ジーモンは、自分の体ひとつでできる市場での日雇い仕事が好きだった。だが、ある日ジーモンは人生を前に進めたいという思いに駆られ、店主が行方不明となったカフェを借りることにする。名前もつけないまま始めたカフェは、わずかなメニューしか供さないものの繁盛し、さまざまな身の上の人々が集まるようになる。戦後の発展のなかで取り残されていく人々を、冷静な筆致で、愛情深く描く長篇小説。

著者等紹介

ゼーターラー,ローベルト[ゼーターラー,ローベルト] [Seethaler,Robert]
1966年ウィーン生まれ。俳優として数々の舞台や映像作品に出演後、2006年『ビーネとクルト』で作家デビュー。『キオスク』などで好評を博す。2014年刊行の『ある一生』は、ドイツ語圏で100万部を突破。2015年グリンメルズハウゼン賞を受賞。2016年国際ブッカー賞、2017年国際ダブリン文学賞の最終候補に。2018年刊行の『野原』は、「シュピーゲル」誌のベストセラーリスト1位を獲得、ラインガウ文学賞を受賞。名実ともにオーストリアを代表する作家の一人

浅井晶子[アサイショウコ]
1973年大阪府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位認定退学。2021年日本翻訳家協会賞翻訳特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

47
『キオスク』『ある一生』『野原』と短くシンプルながらも、琴線に触れる作品を生み出し続け、更には翻訳もされ続けてきた作家の新作。やはり良かった。素晴らしかった。戯画化されていない、ありのままの、ちっぽけな人々の生。人間の儚さを描かせたら、現代ではゼーターラーの右に出る作家はいないのではないかとすら思う。改めてこの作家の作品は余白の文学だと感じた。文章では表されてない隙間に、確かに脈動するものがあり、それが堪らなく切なく愛おしい。忘れた頃に新しい作品が読めることを感謝したい作家のひとりだ。2026/03/02

ぽてち

29
第二次世界大戦から10年が過ぎたウィーンで、1人の男が市場の片隅にあったカフェを居抜きで借り営業を始める。いい名前を思いつかなかったから店名はない。経営者であるジーモンと、そのカフェに集まる人々の姿を描いた群像劇だ。様々な客がいて、彼ら1人1人にジーモンは誠実に接する。踏み込まず、突き放さず、ほどほどの距離を保つ。個々のエピソードは彼らの人生のほんの僅かなものに過ぎないが、そこから人となりが垣間見える。静かな余韻が心地いい。2026/04/09

M H

25
戦後のウィーンで孤児院育ちの男が開いたカフェ。名前のないそのカフェに孤独を抱えた人が集まり、束の間の時を過ごす10年。時代の移ろいを見せながら、距離感を保った静謐な筆致は「ある一生」「キオスク」にもあった。冷徹なようで根底で人間の善性を信じる眼差しも。無念でも割り切れなくても人生は続いていくし、続けられるだろう。蝋燭のようにほのかな温かさが残る。2026/04/10

mayumi

18
1960年代のウィーンを舞台に、日々を生きる人々を描いた作品。戦争の名残りのある街で元孤児のジーモンはカフェを始める。そこに集う人々は、皆何かしらの痛みや孤独を抱えていた…というストーリー。順風満帆な人生など望むべくもなく、孤独だからこそ、誰かに手を差し伸べる。「人っていうのはね、いつも心配よりは希望のほうを少し多めに持ってなきゃ」戦争未亡人のマルタの言葉が心に沁みた。2026/04/25

tom

18
「ある一生」はけっこう絶賛して読む。「キオスク」はフロイトやアンナ・フロイトを想像して楽しんだ。そうしてこの本、かなり期待して読み始める。初めのほうは期待を掻き立てる。市場で走り使いをしている主人公がカフェを開く。酒とコーヒー、ラードを塗ったパン、塩漬けキュウリ、パンチ、これしかない。でも人が集まってくる。帯によれば、それらの人たちの「切実な孤独」を描いた小説らしい。しみじみとしたエピソード集ではあるものの、帯の文言にはそうですかあという感じか。それから、新鮮なラードとパン、これは美味いのか。気になる。2026/04/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23142415
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品