内容説明
「エデンの園」はペルシャ湾にあった!?一万年前、「新石器革命」とともに始まったとされる農業。だが、なぜ、こんな面倒なものが、突如始まることになったのか…?もはや現代の進化論は、キリンの首がいかに長くなったかとか、ウサギの耳はなぜ伸びたなんて研究をしてるわけではありません。現代の知の枠組みを変えつつある「進化論」の最先端を紹介する知的興奮のシリーズ第一弾。「楽園後」の農業が、実は人類にとって、終わりなき業の始まりだったことを論証。
目次
第1章 農業の持ついくつもの側面
第2章 ネアンデルタール人の最期と更新世の大量殺戮
第3章 新石器革命
著者等紹介
タッジ,コリン[タッジ,コリン][Tudge,Colin]
1943年ロンドン生まれ。動物学者、サイエンス・ライター。ケンブリッジ大学卒業後、ロンドン動物学協会のフェローに。著書多数。The Times、Independent、The Guardian、Nature、New Scientistなど一流紙誌に多くの記事を執筆し、イギリスの国営放送BBCにも出演多数。科学雑誌の特集面においては企画・構成も担当している。生物学の知識をベースに、環境問題、人口問題、食糧問題にまで目を配り、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにおいてダーウィン・セミナーを担当
竹内久美子[タケウチクミコ]
1956年愛知県生まれ。京都大学理学部卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。『そんなバカな!』で講談社出版文化賞科学出版賞を受賞
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