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ライラの冒険シリーズ
琥珀の望遠鏡―ライラの冒険シリーズ〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 678p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105389031
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

不思議な力を持つ短剣で他の世界への窓を切り開き、羅針盤を頼りに旅を続けるライラとウィル。ライラの友だちと話しをするために、ふたりの旅は「死者の国」にまで及ぶ。ライラの担った役割とは一体?そして地上に楽園を求め、共和国建設を目指すアスリエル卿と「教会の権力」との、世界を二分する闘いが、今、はじまる。

著者等紹介

プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ][Pullman,Philip]
オックスフォード大学を卒業後、ウエストミンスター大学で英文学を教えるかたわら、小説、芝居の脚本、絵本などを発表。ビクトリア時代を背景とした小説『The Ruby in the Smoke』『Shadow in the North』『The Tiger in the Well』がベストセラーとなる。「ライラの冒険」シリーズは、’95年にイギリスで刊行されるや、大胆な発想と豊かな物語性で評判を呼び、ガーディアン賞、ザ・チルドレンズ・ブック・オブ・ザ・イヤー賞、他多くの賞を受賞。また世界最高の権威とされるカーネギー賞の栄冠に輝き、「20世紀最後の大ファンタジー」と賞された
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

48
宗教色の強い話だったけれど、キリスト教に反する物語を作り上げるためにいくつものパラレルワールドを並べて描いてみたものの、やっぱりキリスト教の枠を超えきれなかったという印象を受けた。そのため、結局アスリエル卿とコールター夫人が目指していたものが何だったのかもなんだかよく分からなかった。ライラについては好き嫌いあるだろうが、ライラを守ろうとするウィル、熊のイオレク、魔女の女王セラフィナと登場人物たちは魅力的で、ライラとウィルが助け合いながら世界をあるべき姿へと導くために進んでいく姿には、文句なく心を打たれる。2016/04/26

ちな

6
【ガーディアン必読小説1000冊】 お盆から取り掛かっていたシリーズ、やっと読み終わった。キャラクターが個性的で、ファンタジーとSFが混ざったような世界も独特。善悪で割り切れない人間の関係性や宗教観も面白い。同時に愛や友情にも容赦ない。子供達に読ませて感想を聞きたくなる。 ただし私は、訳が合わないのか素直に物語りに入れず、展開も怒涛で頭がパンクしそうになった。久々に時間のかかる読書。児童書と思ってナメてはいけなかった。2020/08/29

margo

5
この物語が読めて本当によかった…。途中から印象に残った文に付箋を貼っていってたけど、ラスト150ページはその手間も煩わしくなるくらい夢中になった。 「天性は選べないけど、自分で行動することは選べる。」っていう言葉に勇気をもらった。最初、女性の学者を足元に見ていたライラが、ラストでハンナ女史の見方を改めるシーンも好き。 2016年にコールター夫人の若いころの話が出るらしいけどメアリーの修道女時代やこの物語のその後も気になるなあ。 出版社さん、Lyra's Oxfordの翻訳お願いします!!2015/10/25

リュミエール

4
ライラの冒険シリーズ完結編。正直アスリエル卿によって引き起こされた大規模な波乱の結末は何だかよく分からぬまま呆気なく終わってしまった感があった。なのに、すべてはまだ幼くもあるライラとウィルが背負い、辛い運命、選択を迫られ胸が痛んだ。彼らは真に強く逞しく真っ直ぐで、自分が置かれた場所で、今を懸命に生きていく大切さを教えてもらった気がする。引き裂かれ、言いようのないほどの痛み、悲しみを抱えながらも、彼らは振り切り前を向いて進もうとしている。私も彼らの半分でもいい、もっと強く日々を生きていかなければと感じた。2018/03/06

朝霧

4
再読終了。中学の時に読んだから…十年位…?ぶり。最後の方で示される別の物語も気になる。ハッピーエンドではないし、どんどんいなくなるけど、やっぱり楽しい。ダイモン見たいなー2013/08/02

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