陪審評決

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陪審評決

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  • サイズ B6判/ページ数 484p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105250065
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

肺癌で夫を亡くした女性が、肺癌の原因は長年にわたる喫煙にありとして、その責任を問う裁判をタバコ会社を相手に起こす―と同時に、原告側、被告側、双方の陪審員への働きかけが水面下で熾烈に展開される…陪審員の中にまんまともぐり込んだ男がいる。この男の狙いは。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラオ

1
喫煙の末肺癌で亡くなった方の煙草裁判とそれに纏わる陪審員達の話。 当時まだ日本には陪審員制度がありませんでしたが、陪審員制度の怖さ。煙草業界の巧みさ。を描いた面白い一冊です。

Bamboo

0
肺癌で夫を亡くした未亡人とタバコ会社との製造物責任を争う裁判。原告側、被告側、陪審員による評決に至るまでの様々な工作活動が面白い。2015/09/27

dynabook77

0
マーリーとフィッチの対決、ニコラス・イースターと他の陪審員のやりとりがスリリングで読み始めたらあっという間だった。圧倒された。2015/02/20

あやめ

0
自分は煙草を吸わないけれど、吸う人からしたら色々身につまされるだろうなぁ。最初は二段組でボリュームもあり、なかなか進まない様に感じたのだが、いつの間にか読む速度も上がっていた。日本でも裁判員制度が取り入れられた今、陪審員に対する数々の工作は本当にあるのだろうか・・・と怖くなったが、それに振り回される人々はとても人間的で興味深かった。2012/01/10

ヨッシー

0
グリシャムの傑作といやこれでしょう!裁判員制度が始まった今考えると、なかなか恐ろしい話でもあります。日本にもこんな時代が来るのかしらん……。ちなみに、映画版「ニューオーリンズ・トライアル」は、原作ファンとしてはちと微妙だった。

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