内容説明
「金持はワルだ!」―進歩派の標的にされ銀行を国有化されたパリのロスチャイルド家。その総帥が家訓の禁を破ってはじめて大財閥の内幕、金持の生活様式を語る。それは赤裸々な西欧の裏面史である。
目次
金の壁
森の中の船
父、母、育児婦、そして私…
このいとしい古い銀行
快括に、しかし過度にではなく
電撃戦の45日
ペタン下のユダヤ人
ルーズヴェルトの国のフランス人
残酷な海
自由フランス人
三人の共同体制
静かな力
鉱業の冒険
青いレース服、黄色い帽子
ここに一人の女あり
全く同じというわけでなく
「金持は悪だ」
古い歴史
ラフィット通りは死んだ