出版社内容情報
男が目を覚ますとそこは9.11が起きなかった21世紀のアメリカ──オースターが、9.11を、小説の大きな要素として描く長編。
ブルックリン在住のオースターが、9・11を、初めて、小説の大きな要素として描く、長編。ある男が目を覚ますとそこは9・11が起きなかった21世紀のアメリカ。代わりにアメリカ本土に内戦が起きている。闇の中に現れる物語が伝える真実。祖父と孫娘の間で語られる家族の秘密――9・11を思いがけない角度から照らし、全米各紙でオースターのベスト・ブック、年間のベスト・ブックと絶賛された、感動的長編。
内容説明
祖父と孫娘が、眠れぬままに語る家族の秘密と歴史―ポール・オースターが21世紀に生きる人すべてに贈る、闇の中の光の物語。全米各紙でオースターのベスト・ブック、年間のベスト・ブックと絶賛された、感動的長編。
著者等紹介
オースター,ポール[オースター,ポール] [Auster,Paul]
1947年、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。若いうちから作家を志し、1970年代から詩、戯曲、評論の執筆、フランス文学の翻訳などに携わる。1985年から86年にかけて刊行された「ニューヨーク三部作」で一躍脚光を浴び、以来、無類のストーリーテラーとして現代アメリカを代表する作家でありつづけている。ブルックリン在住
柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年生まれ。アメリカ文学研究者、翻訳家。アメリカ現代文学の翻訳多数。自著『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、訳書『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞を受賞。文芸誌『Monkey』責任編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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