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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105106157
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

内容説明

アダム・ポロ―人類最初の名前をもつこの不思議な男は、いったいどこからやってきたのか?太陽や海、犬やライオンとの交歓のなかに、奇妙な巡礼行を綴る、ル・クレジオ、衝撃のデビュー長篇。

著者等紹介

ル・クレジオ,J.M.G.[ルクレジオ,J.M.G.][Le Cl´ezio,J.M.G.]
1940年、イギリス人を父、フランス人を母として南仏ニースに生まれる。『調書』を1963年に出版。ルノード賞を獲得、「23歳の特異な作家」として華々しくデビューした。2008年、「断絶、詩的冒険、官能的陶酔の作家、支配的な文明を超えた人間性の探究者」としてノーベル文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

metoo

63
帯の「主人公アダム・ポロはぼくだと思ったー池澤夏樹」と、ハンサムな顔の著者の写真につられて手にとってしまった。「大地はオレンジのように青い」。後半にアダム・ポロが語るこのフレーズがこの本の難解さを表している。日本語で書かれているのだから何とか読むことはできた。しかし文字を追う私の表情は、精神病院に収容されたアダムにインタビューをする女学生ジュリエンヌの表情と等しく、彼を理解しようとすればするほど、それは険しいものとなる。しかし、読み終えてすぐ、著者の別の作品も読んでみたくなった。たっぷり休憩をとった後に。2016/01/03

ドン•マルロー

28
『異邦人』のムルソーほどの激越な感情の氾濫もなく、『嘔吐』のロカンタンのように人生と折り合いをつける糸口を発見することもできないけれど、私は主人公アダム・ポロの人物像や破滅的な生き方に激しく惹かれた。むろん、性情においても待ち受けている運命においてもまったく異なる彼ら二人の主人公を引き合いにだすこと自体、ナンセンスなことかもしれないのだが。はたして、アダム・ポロは狂人だったのだろうか。恐らくその判断は読者に委ねられているのだろう。調書という表題からして、これがなんらかの証左であることは間違いないのだから。2016/03/13

overture

25
なんてすごい本だろう。これはたぶん「成る」物語だ。海辺や街なかを歩く犬、今にも殺されそうなねずみ、街で生活するあらゆる人間たち、果ては無生物まで、主人公のアダムはそれらさまざまな存在へと次々に成っていく。そして、読者がこの本を読みその鮮烈な描写に身を委ねることも、ある意味でそうしたアダムへと成っていくことであり、彼を通して世界を経験しなおすことなのだろう。読了後、自己であることの否定しがたい実感がじわじわと蘇ってくるものの読中に抱いた強烈な感覚は余韻として長く残りつづける。2015/08/17

マウリツィウス

21
ル・クレジオらのフランス現代文学がゴダールの逆影響を受け発展形を築き上げた真実記録がここに在るが象徴化手法の徹底化はボルヘス以降のポストモダニズムを超克し文明源泉の奔流を蘇らせた。高潔を帯びる文法は浄い調、永遠の海に浸透した者達の懺悔の言葉なのだろう。記述された古典的書法は前提論に裏返り刻印譚は予断無き具象/抽象様式の遮断形成を遂げていく。映画論とは言語芸術のために用意された格好素材だと知る作家は逆方法論を転回、流れる泉は鮮やかであり西洋文明の純水はここに滴り落ち、聖なる暦はここに記される、国民生還譚-。2013/05/21

tipsy

14
物語的に難解を極めるが、所々の光る言葉にハッとさせられているうち、何とか読み終える事が出来た。頭に浮かぶ単語を断片的に組み合わせている感じ。展開される神学や哲学的な話は深い内容で「存在を存在する」と言う話し合いの場面は面白い。退廃というかこの異質な世界は、自分の中に埋もれる感情を掘り起こし続けた末の言葉の塊であり、妙に知的に研ぎ澄まされた感覚を持つ主人公の精神、意識の流れを、ずっと聞かされている感じ。読み手を選ぶ本だとは思うが、またいつかこの文章に挑戦することだろう。2016/01/14

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