活力低下を感じていませんか？ 知っておきたい高齢者のフレイル

著者名：森惟明【編著】/梶川咸子【著】/梶川博【著】

幻冬舎メディアコンサルティング（2017/01発売）

• ISBN：9784344910263

内容説明

フレイルは虚弱の意味で、主に高齢者の、健康な状態から要介護状態になるまでの中間の状態を指します。フレイルの早期発見は寝たきりや認知症の予防になるので、厚生労働省でも取り組みを始めています。フレイルは、ロコモティブシンドローム（運動器症候群）などを含む身体的フレイル、軽度認知障害（MCI)、老人性うつなどを含む精神的フレイル、孤立・貧困などを含む社会的フレイルで構成されます。高齢期は人間の第二の青春。フレイル対策を行って、自分の夢や目的を達成できる、元気に自立した老後を満喫しましょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひー]

「フレイル」を理解できました。介護や病弱に至る前の高齢者を指す。厚生労働省が広めたいワード。特に、独居で誰にも会わない、運動しない、掃除・食事が粗末、楽しみが無い…活力が低下した状態の高齢者には、対策を急がないと。高齢者疑似体験などで身体的弱者なのは理解していたが、精神面のケアが疎かになっている現状を感じました。ちとお堅い「フレイル」の決定版2016。

2017/10/30