出版社内容情報
言葉は、今ここで発明されている。認知科学が明かす、まったく新しい言語の姿。相手に何かを伝えるため、人間は即興で言葉を生みだす。それは互いにヒントを与えあうジェスチャーゲーム(言葉当て遊び)のようなものだ。ゲームが繰り返されるたびに、言葉は単純化され、様式化され、やがて言語の体系が生まれる。神経科学や認知心理学などの知見と30年におよぶ共同研究から導きだされた最新の言語論。
内容説明
言語についての根本的な謎に答え、言語がどのように発生し、進化してきたのかを明らかにする。
目次
序章 世界を変えた偶然の発明
第1章 言語はジェスチャーゲーム
第2章 言語のはかなさ
第3章 意味の耐えられない軽さ
第4章 カオスの果ての言語秩序
第5章 生物学的進化なくして言語の進化はありえるか
第6章 互いの足跡をたどる
第7章 際限なく発展するきわめて美しいもの
第8章 良循環―脳、文化、言語
終章 言語は人類を特異点から救う
著者等紹介
クリスチャンセン,モーテン・H.[クリスチャンセン,モーテンH.] [Christiansen,Morten H.]
デンマークの認知科学者。米コーネル大学のウィリアム・R・ケナンJr.心理学教授。デンマークのオーフス大学でも言語認知科学の教授を務める
チェイター,ニック[チェイター,ニック] [Chater,Nick]
イギリスの認知科学者・行動科学者。英ウォーリック大学行動科学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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春蘭。
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