出版社内容情報
顔と声を記録する「健康検査」、DNA採取、移動・購入履歴ハッキング、密告アプリ――米中テック企業による最悪の実験場を告発。
内容説明
米中テック企業が作った最悪の実験場―アメリカで生まれ、中国で完成したシステムが世界を「統治」する。世界がまだ知らない“ウイグル問題”の真相。
目次
中国の新たな征服地
国全体を監視装置に
ウイグル出身の賢い少女
中国テック企業の台頭
ディープ・ニューラル・ネットワーク
「中国を倒せ!」「共産党を倒せ!」
習近平主席の“非対称”の戦略
対テロ戦争のための諜報員
「政府はわたしたちを信用していない」
AIと監視装置の融合
このうえなく親切なガーさん
すべてを見通す眼
収監、強制収容所へ
強制収容者たちの日常
ビッグ・ブレイン
ここで死ぬかもしれない
心の牢獄
新しい冷戦
大いなる断絶
安全な場所など存在しない
パノプティコンを止めろ
著者等紹介
ケイン,ジェフリー[ケイン,ジェフリー] [Cain,Geoffrey]
アメリカ人の調査報道ジャーナリスト/テックライター。アジアと中東地域を取材し、エコノミスト誌、タイム誌、ウォール・ストリート・ジャーナル紙など多数の雑誌・新聞に寄稿。2020年発表のデビュー作SAMSUNG RISING:The Inside Story of the South Korean Giant That Set Out to Beat Apple and Conquer Tech(『サムスンの台頭』(未訳))はフィナンシャル・タイムズ紙とマッキンゼー社が主催するビジネス本大賞候補に選ばれた。現在はトルコ・イスタンブールに在住
濱野大道[ハマノヒロミチ]
翻訳家。ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)卒業、同大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読特
けいご
kan
緋莢
山口透析鉄