出版社内容情報
スピルバーグら巨匠に深い影響を与えた『捜索者』。その背景にある神話的事件からフォード監督撮影秘話までを丹念に描く全米話題作。
巨匠たちはなぜ『捜索者』を絶賛するのか名作に潜む史実と秘話を徹底解剖! スピルバーグが惚れ、ゴダールが泣き、近年ますます再評価されている『捜索者』。そのモデルとなった少女拉致事件を丹念に掘り起こし、このアメリカ近代史における神話的史実がいかにして名匠ジョン・フォード監督の手によって映画化されたのかを、撮影秘話を交えながら追う。ピュリッツアー賞作家による全米話題作。
内容説明
19世紀に実際に起きた少女シンシア・アン・パーカーの拉致事件。その凄惨な闘争劇を調べ上げ、奪還された女性が産んだ息子クアナの数奇な運命をたどり、西部開拓史における「神話的悲劇」として語り継がれる事件の真相を追う。さらには名匠ジョン・フォード監督が、この物語を西部劇屈指の作品へと昇華するまでを克明に描く。名画でアメリカ近代史を知る、全米話題のノンフィクション大作。
目次
プロローグ パピー(ハリウッド、一九五四)
第1部 シンシア・アン
第2部 クアナ
第3部 アラン・ルメイ
第4部 パピーとデューク
エピローグ (テキサス州クアナ、二〇一一年六月)
著者等紹介
フランクル,グレン[フランクル,グレン] [Frankel,Glenn]
ニューヨーク生まれ。1973年コロンビア大学卒業。1979年より27年間「ワシントン・ポスト」紙に勤め、同紙の南アフリカ支局長、エルサレム支局長を歴任。1989年イスラエルと中東問題の一連の報道に対してピューリッツァー賞を受賞。2006年からスタンフォード大、2010年からテキサス大学でジャーナリズムを教えるかたわら、フリーのジャーナリスト兼作家として活動している
高見浩[タカミヒロシ]
1941年、東京生まれ。出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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