プレイグラウンド

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  • サイズ A5判/ページ数 496p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105058784
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

急速なテクノロジーの進化とその更に先を描く、アメリカ最重要作家の最新作。南太平洋に浮かぶ人口百名弱の小島にもたらされた、海洋都市建設の噂。その島にアメリカから芸術家の妻と移住してきた男には、かつて青春を共に過ごし、今ではIT業界の寵児となった相棒がいた。二人の果たされなかった友情の行方とは――迫りくるシンギュラリティを前に文学の可能性を映し出す、謎と驚異に満ちた物語。


【目次】

内容説明

南太平洋に浮かぶ人口百名弱のマカテア島にもたらされた、外国企業による海洋都市建設の計画。かつてはリン鉱石の採掘で世界中の科学技術を支えたものの、今では時代から取り残された小さな島は、開発か環境保護かの決断を迫られる。一方、その島にアメリカから芸術家の妻と移住してきた男には、かつて青春を共に過ごし、今ではIT業界の寵児となった相棒がいた―迫りくるシンギュラリティーを前に文学の可能性を映し出す。謎と驚異に満ちた物語。

著者等紹介

パワーズ,リチャード[パワーズ,リチャード] [Powers,Richard]
1957年イリノイ州エヴァンストン生まれ。大学で物理学を専攻、のちに文学に転向する。文学修士号を取得後、プログラマとして働くが、アウグスト・ザンダーの写真と出会ったのをきっかけに退職、デビュー作となる『舞踏会へ向かう三人の農夫』(原書1985年)を執筆し、各方面で絶賛を浴びる。現代アメリカにおける最も知的で野心的な作家のひとり。9作目の長篇『エコー・メイカー』(原書2006年)で全米図書賞を受賞。2018年に原書刊行の『オーバーストーリー』でピュリッツァー賞を受賞

木原善彦[キハラヨシヒコ]
1967年生まれ。大阪大学教授。ウィリアム・ギャディス『JR』とエヴァン・ダーラ『失われたスクラップブック』の翻訳で日本翻訳大賞を2度受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽてち

27
著者は“アメリカ最重要作家”なんだそうだ。読んだことはおろか名前も知らなかったので、図書館で見つけて大慌てで借りた。苦戦。物語はポリネシア神話から始まる。主な登場人物は4人。三人称のパートが明朝体、一人称のパートが教科書体で著される。時間の流れは一定ではない。そのため注意深く読まないと混乱する。語られるのは4人それぞれの人生だ。特に重要なモチーフが海だ。いや、海こそが主役なのかもしれない。もう一つ、重要なモチーフがあるのだがこれは伏せておこう。一読しただけでは良さが(本当には)わからなかった。再読したい。2025/11/23

ヘラジカ

23
前作の『惑う星』ではシンプルな柔らかさで魅了し、心を大きく揺さぶってくれたパワーズが、再び壮大な遊び心と高度な技巧によって独自の世界を創り上げた。この一つの視点では捉えることが難しい複雑な神話世界もまたパワーズだ。すらすらと一読しただけは、全体を見通してテーマを理解することは難しいし、終盤のギミックにも追いつくのすら覚束なかったが、生命や科学技術、その結びつきが生み出す人間同士のドラマ、それら全ての源である母なる海の荘厳さが心を打つ作品であった。2025/10/30

おだまん

12
パワーズのスケールの大きな世界を本作でも堪能。カーソンの「われらをめぐる海」の記憶が新しく、より興味深く読めたのでよかった。海と世界とわたしたち、そして科学。ラストの解釈はまだ咀嚼できていないのですが、生きているって素晴らしい。2025/11/19

marco

10
読みながら、「やっぱりパワーズ、好きだわー」と何度もつぶやいてしまった。小説の結構で読者に謎を仕掛け、徐々に種明かしをしていくアケフセがたまらない。タイトル「プレイグラウンド」自体が謎かけだけれど、パワーズ自身が仕掛けた遊びに大いに興じることができました。2025/12/08

みゅうの母

5
存在する、ということの奇跡を描いているのは前作の『惑う星』に通じるけれど、本作では、その大きな波に飲み込まれ、翻弄されるような力を感じた。人が、だれかを、そしてなにかを愛した一つの軌跡でもあると思う。前作より女性の描きこみが深まったところも好き。原書を気に入り、邦訳を待ちわびていた。うれしい。2025/11/04

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