幸福の遺伝子

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  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105058746
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

スランプに陥った元人気作家の創作講義に、幸福の遺伝子を持つという女子学生が現れた――。現代米文学の最重要作家による最新長篇。

彼女が幸せなのは、遺伝子のせい?鋭敏な洞察の間に温かな知性がにじむ傑作長篇。スランプに陥った元人気作家の創作講義に、アルジェリア出身の学生がやってくる。過酷な生い立ちにもかかわらず幸福感に満ちあふれた彼女は、周囲の人々をも幸せにしてしまう。やがてある事件をきっかけに、彼女が「幸福の遺伝子」を持っていると主張する科学者が現れ世界的議論を巻き起こす――。現代アメリカ文学の最重要作家による最新長篇。

内容説明

スランプに陥った元人気作家の創作講義に、アルジェリア人学生がやってくる。過酷な生い立ちにもかかわらず、彼女はいつも幸福感に満ちあふれ、周囲の人々をも幸せにしてしまう。やがてある事件をきっかけに、彼女が「幸福の遺伝子」を持っていると主張する科学者が現れ、国民的議論を巻き起こす―。鋭敏な洞察の間に温かな知性がにじむ傑作長篇。

著者等紹介

パワーズ,リチャード[パワーズ,リチャード] [Powers,Richard]
1957年生まれ。シカゴで育ち、11歳から16歳までをバンコクで過ごす。イリノイ大学で物理学を専攻、のちに文学に転向する。文学修士号を取得後、プログラマーとして働くが、アウグスト・ザンダーの写真と出会ったのをきっかけに、退職して『舞踏会へ向かう三人の農夫』(1985)を執筆。9作目の長篇『エコー・メイカー』(2006)で全米図書賞を受賞

木原善彦[キハラヨシヒコ]
1967年生まれ。大阪大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

81
たとえ、ニコニコして幸せそうでも内面は絶望や憎悪、哀しみなどに苛まれている人はたくさん、いる。しかし、常に幸福感を味わえる人がいたとしても本当にその人自身にとって幸福なのか?タッサを日記に記したい程は特別だと思うラッセルや彼女を実験動物とビジネスの手法にしたカーソン、彼女を自分たちを救う遺伝子を持つと崇めるキリスト教信者など、誰も「幸福の遺伝子を持つ」という特別性だけ、見るだけでタッサ自身のことを見なかった。幸福なのに幸福じゃなかっただろう彼女が「私たちは既に私たちだ」と言った言葉は忘れられそうにない。2015/07/31

どんぐり

79
新潮クレスト・ブックスのTitterから毎日のようにリチャード・パワーズの『オルフェオ』の案内が届く。どれも大絶賛のコメントがついている。パワーズはアメリカの作家だが、「ピンチョン並みの博識をヴォネガット並みのヒューマニズムに注ぎ込む」といわれている。いままで読んだことがない作家である。初読みがこの『幸福の遺伝子』。2,3日で読み終える予定だったのに、意外と時間がかかった。本書の主人公のタッサは、アラブ=アフリカの狂信的イスラム宗派の地獄による迫害を逃れてきたアルジェリアの少数部族カビール人で、世界の数々2015/08/18

若布酒まちゃひこ/びんた

28
あらゆるスケールの物語で緻密に作られたパワーズらしい小説。ただ、やっぱり丸くなってしまった感は否めない。2017/01/18

のりすけたろう

27
リチャード・パワーズは、やっぱりいい‼️\(//∇//)\✨今回もラストでじーん(´;ω;`)となれました。遺伝子についてなど難しめな感じですが楽しめるし、ハラハラしました。次は、エコーメイカーだな(*´∀`*)💕2020/10/11

fishdeleuze

25
「幸福の遺伝子」を持つといわれる常に幸福な女性タッサ。彼女をめぐり、幸福とは何か、そして幸福は遺伝子的に還元できるのか?というSF的なストーリーと、「自分の物語は変えることができるのか?」というメッセージが深い部分で川のように流れ、タッサと元作家のストーン、カウンセラーのキャンディスらとのかかわりのなかで、まるでシナプスの美しい連鎖のように物語が語られていく。「自分の物語は変えることができるのか?」という問いはこの物語のキーフレーズのように思える。 2016/01/13

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