ウィーンわが夢の町

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105054519
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0095

内容説明

ひとは、これほどの目に遭っても花を咲かすことができるのか。極貧生活、いじめ、音大受験失敗、人種差別…それでも夢を捨てず、東洋人初のウィーン国立歌劇場団員歌手となって30年余。その凄絶な半生を自ら明かす、感動・勇気・驚愕の自伝。

目次

第1章 上海へ
第2章 大陸放浪
第3章 岡山・吹屋にて
第4章 一家離散、広島へ
第5章 東京にて
第6章 合唱団の日々
第7章 ロシアへ
第8章 ウィーンにて
第9章 ウィーン国立歌劇場へ
第10章 オペラ座の日々
第11章 そして今日まで

著者等紹介

ストゥルナート,アンネット・カズエ[ストゥルナート,アンネットカズエ][Strnadt,Annet Kazue]
本名、Annet Strnadt/旧名、高島一恵。歌手/ウィーン国立歌劇場団員、国籍はオーストリア。昭和13(1938)年、兵庫県西宮市生まれ。上海で幼少期を過ごし、中国大陸放浪を経て岡山県に引き揚げ。現在の高梁市成羽町で育つ。だが、一家離散で広島の知人宅に預けられ、高校中退。中卒のまま准看護婦に。歌手を目指して通信教育で音楽を勉強。その後、親戚の養女となって東京へ行き、夜間高校に通いながら、声楽家・坂本博士に師事。24歳で夜間高校を卒業し、音楽大学を受験するがすべて失敗。合唱団に入り、オペラやCMソングをこなす。31歳で日本脱出を決意。ロシアを経てウィーンへ渡り、生涯の師ロッテ・バブシカに出会う。やがてウィーン・アカデミーを経て、1971年、東洋人として初めて、ウィーン国立歌劇場団員歌手のオーディションに合格。以後、今日まで、同歌劇場を中心に、ウィーン・フォルクスオーパー、ザルツブルク音楽祭、ザルツブルク復活祭音楽祭など、ヨーロッパ各地で歌い続けている。現在は、1年の半分近くを日本での声楽指導にあてている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ココマ

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日本でも、外国でもいじめられながらも居場所を作っていくカズエさん。決して強い女の話ではないので共感できた。

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