北欧神話と伝説

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北欧神話と伝説

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  • サイズ B6判/ページ数 302p
  • 商品コード 9784105025014
  • NDC分類 164.389

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいかあ

4
装丁がエッダとおそろいになってて嬉しい。再話なのでわりととっつきやすい。北欧神話はいろんな本で紹介されているけれど、サガの方は意外にお目にかかる機会が少ないのでありがたい。特にウォルスング家の話はエッダだけだと断片的にしかわからないし。それにしてもやっぱりグリムヒルトが一番の元凶だと思うぞ。他にもストームブリンガーの元ネタとも言われているテュルフィングの話とか、ハムレットの元になった話とか、ベオウルフの前後の話とか色々面白い話が収められている。 できれば索引が欲しかった。2012/12/06

ma_non_troppo

2
デンマークの碩学ヴィルヘルム・グレンベックによる北欧神話集を山室静氏が全訳したもの。神々の神話編より、北欧人の伝説の方が魅力的だった。「ハムレット」の題材となったアムレードの伝説も収められている。バイキングという血なまぐさい行為によって生活の糧を得ていた北欧人たちは、生命が限定されていることをよく知っていた。彼らは留守中に家を守ってくれる女性を大切にし、死者を忘却から救うために祭祀を怠らず、名誉が傷つけられたときには復讐を厭わなかった。彼らにとって、名誉とは生命の限定性を越えて存続する魂の支柱だったのだ。2011/11/19

あまの

1
前半の神話部分が読みたかったのですが、後半の伝説部分の家族親族で殺し合う殺伐とした内容に正直気分が悪くなり‥。バイキングに出かけ、と云うのも要するに人の物を奪いに行くんだよなあ、と考えていました。北欧神話は独特の世界観があって好きです。神々が巨人(悪)と戦い続け、共に滅びるのも、厳しい自然と戦いながら生きている民族だからこその話だと思います。2012/09/24

もみじさん

0
きちんと物語になっているのでとても読みやすい。北欧神話のバイブルの一つだと思う。

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