私の戦後六〇年―日本共産党議長の証言

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104783014
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

内容説明

反省も検証も総括も、何もなかった“頬かむり”の戦後六〇年を衝く!安保改訂に隠された「日米核密約」から、北方領土が戻ってこない理由まで不破哲三が語りつくした、もうひとつの戦後政治史。

目次

終戦まで
あの戦争は何だったのか
占領時代と新憲法
日米安保条約
「日米核密約」
ベトナム戦争
田中角栄氏と『日本列島改造論』
七〇年代・国会の活力
「臨調行革」と“ルールなき資本主義”
北朝鮮問題―真相解明と解決への探究
ソ連崩壊。その後の世界
「超大国」の圧力と日米経済関係
「北方領土」交渉はなぜうまくゆかないのか
海外派兵と憲法改定
野党外交を展開して
二一世紀の日本を考える

著者等紹介

不破哲三[フワテツゾウ]
本名・上田建二郎。1930年、東京・中野生まれ。53年、東京大学理学部物理学科卒業後、鉄鋼労連書記局勤務を経て、64年より日本共産党中央委員会勤務。70年書記局長、82年委員長に就任。2000年、委員長を退任して議長に就任。その間、69年から03年まで34年間、衆議院議員をつとめ(11回連続当選)、代表質問32回、予算委員会の総括質問19回を数え、対面した総理は佐藤栄作氏以来18人にのぼる
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感想・レビュー

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Takao

2
2005年8月20日発行。角谷浩一氏による15時間のロングインタビューをまとめたもの。出版当時話題となり求めたが10年も積読。角谷氏のあとがきに「戦後六〇年を日本社会のメインストリーム(主流)でない側から、もうひとつの戦後史として照らし出してみたい。不破哲三という政治家の見た六〇年は、一体どう描かれるのだろうか」とあるが、興味深い事実がいくつも取り上げられている。アメリカは1949年2月に既に「警察」を名目とした再軍備の方針を決定していたこと、朝鮮戦争がこれを実施する好機とされたことに特に興味を持った。2016/04/06

kadoyan

1
不破氏の幼少期から、政治の第一線で活躍していた時期、そして理論研究など、不破氏の活動と、その活動をつうじてみえる日本戦後史をひもといたもの。おもしろい2013/04/12

のん

0
戦後の自民党政治を日本共産党の目線で解説。北方領土の話は特に不破哲三の「インテリ」な部分を強く感じた。北方領土問題はどう解決すべきか、という「べき論」としては筋の通った話である。2016/12/09

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