出版社内容情報
これだけ多くの人がよりどころとする理由って何? 疑い深いヒデミネが、各地の「そこ」を訪ね感じた、日本人のココロの深層とは。
内容説明
日本人のココロの深層にせまる不思議なルポ。
目次
第1章 「そこ」じゃなくて「ここ」―みそぎ橋
第2章 名付け親はイノリスト―荒川土手
第3章 運の湧出―清正井
第4章 UFOがやってくる―千貫森
第5章 石に耳あり―御石様、日本最古の石
第6章 優しいピラミッド―MW
第7章 龍穴に落ちる―有馬療養温泉
第8章 ビジネスライク縁結び―ラゾーナ川崎プラザ
著者等紹介
高橋秀実[タカハシヒデミネ]
1961年横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業。テレビ番組制作会社を経て、ノンフィクション作家。『ご先祖様はどちら様』で第10回小林秀雄賞、『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』で第23回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぼう
32
結局、自分が気持ちいい、心地よい場所がパワースポット、神社も営業戦略が大変。それにしても、文章が何か固い感じで読みにくい疲れるな、と思っていたら、あとがきに『頑張らないと読めない』『はっきり言って面倒くさい』などの声が上がっているとの事で、自分だけじゃなかった事に納得。2021/12/01
おさむ
31
高橋秀実さんの本はこれで4冊目なのですが、色々現場を訪ねて素朴な謎を解き明かしていくという手法がだんだんワンパターン化してきて飽きてきたなぁ。ご先祖さまとか、お相撲さんの辺りはまだ新鮮で面白かったし、蘊蓄もそれなりに信憑性がありました。でも本著のようなパワースポットになると、もはや感覚の話でしかない。過去の文献等も挙げてはいるものの、今ひとつピンとこない。ちょっと作家として旬が過ぎたかなあ。2019/11/12
ばんだねいっぺい
30
パワースポットなんて言い出し始めたこと自体がパワースポットのパワーなのかもしれない。チとカラで力、「うっ」と筋肉を動かさずとも得れるものこそ、ほんとの力なんだろうか?ほのぼのと探求していくのが、いつもながら、楽しい。2020/03/09
おいしゃん
29
パワースポットとは、気の持ちようによって、どんな場所でもなり得るのだなぁと実感した。ポップな表紙とタイトルだが、書きっぷりは論文のように真面目。2021/04/17
のり
16
パワーをもらう為にパワースポットに行く、のかと思っていたが、そうではないみたいだ(笑) 要は信じる者は救われるのだ!それでいいのだ。島田秀平さんのいう「運の善し悪しは運ぶか否か、忙しくても運ぶ者が運を掴む」が一番頷けた。2020/02/03