出版社内容情報
安保条約、核武装論、沖縄返還と密約、対米中韓外交――。常に外交の現場に居合わせ、重大な決断をしてきた政治家人生を振り返る。
常に外交の現場に居合わせ、重大な決断を下した人生を振り返り、将来の日本の指針を示す。終戦後、青年政治家として抗した吉田茂の対米依存外交。閣僚や党幹部の立場で取り組んだ日米安保条約、沖縄返還、石油危機。そして、首相期に築いた史上最強の対米・中・韓関係とソ連崩壊――。戦後外交の流れを全て知る大政治家が、気鋭の研究者七名とのインタビューを通し、首脳間で交わされた激論や外交交渉の裏側を語り尽くす。
内容説明
戦後外交の流れを全て知る大政治家が、気鋭の研究者七名とのインタビューを通し、首脳間で交わされた激論の真相や外交交渉の裏側を語り尽くす。
目次
第1部 首相就任まで(培われた外交意識;終戦直後と吉田外交;革新的保守主義 ほか)
第2部 首相期(ダイレクト電話で始動した中曽根外交;ロン・ヤス関係の構築;ウィリアムズバーグ・サミット ほか)
第3部 首相退任後と外交概観(首相退任後の日本外交;二一世紀の新潮流;外交と人生)
著者等紹介
中曽根康弘[ナカソネヤスヒロ]
1918年群馬県生まれ。東大法学部卒業後、内務省入省。海軍主計少佐、警視庁監察官等を経て、47年衆議院議員に(~2003年)。59年科学技術庁長官、67年運輸大臣、70年防衛庁長官、72年通産大臣、80年行政管理庁長官等を歴任し、82年内閣総理大臣に(~87年)。公益財団法人世界平和研究所会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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