内容説明
内部告発が明らかにする隠蔽の構図。元日航パイロット・事故調査のエキスパートが執念で描く、18年目の真相。
目次
序章 内部告発者―3度目の接触
第1章 墜落現場
第2章 ドキュメント「日航123便墜落」
第3章 内部告発者―最初の接触
第4章 事故調査委員会
第5章 内部告発者―2度目の接触
第6章 あり得ない「隔壁破壊説」
第7章 急減圧は、やはりない
第8章 18年間の出会い
第9章 事故原因
終章 内部告発者との別れ
著者等紹介
藤田日出男[フジタヒデオ]
1934年、京城(現・韓国ソウル)生まれ。45年帰国。56年3月、大阪府立大学農学部獣医学科卒業。58年、運輸省航空大学校卒業。同年、日本航空に入社、パイロットとしてコンベア880、ダグラスDC‐8、ボーイング747などに乗務。94年、同社を定年退社。航空安全活動歴は長く、66年「航空安全推進連絡会議」設立に参加。87年、英国クランフィールド工科大学で航空事故調査の基礎を学ぶ。現在、「日本乗員組合連絡会議」事故対策委員
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