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内容説明
なぜ警察は、死因が解明される前から「自殺」と断定したのか。ミス続きの捜査、不可解な現場、見えない動機…。真実を知りたい。「被害者」の妹の、三年にわたる壮絶な記録。
目次
1 発生(クリスマスのデート;事故車が放置してあります ほか)
2 疑問(不自然な事故現場;自衛隊に残る兄の鼓動 ほか)
3 独自調査(一刻も無駄にできない;疑問一・阿南署の捜査 ほか)
4 再捜査(言えんこと、やれんことがある;警察に消された証拠 ほか)
5 展開(冷たい心、温かい心;被害者の苦しみ ほか)
6 告訴(異例の殺人告訴;よく頑張ったね ほか)
7 未来(私も幸せになりたい;また会える日まで)
著者等紹介
三笠貴子[ミカサタカコ]
1969年徳島県生まれ。33歳。グラフィックデザイナーとしてデザイン事務所に就職。後にライターとして独立する。1999年末に兄が不審死を遂げ、独自調査を始める。調査中に知り合った犯罪・交通死亡事故被害者の兄弟・姉妹たちと『犯罪被害者きょうだいの会・B&S』を設立。同会代表を務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
17
警察が自殺だと断定した兄の死の真相を妹が調べた過程を綴ったノンフィクション。まさに執念の捜査という感じだ。警察や検察の欺瞞には本当に腹が立った。そしてどこかでのうのうと暮らしている(かもしれない)犯人にも。関係ないが、著者はかなりの美人。2015/06/16
貧家ピー
2
兄の自殺に疑問を持った妹のノンフィクション。 一方の言い分しか聞いてないが、警察の捜査があまりにも杜撰。組織が内向きになりすぎると危険、という例。2005/07/02
たかひー
1
★★★★ ちょっと前に読んだ裁判官といい、警察といい四方への不信感が募るばかり。警察には警察の言い分があるとも思うけれど、ここまで不自然さがあるのに再捜査はしないのは面子があるからか…。警察が真摯に対応すれば被害者遺族も救われただろうに。2021/08/18
三宅伸弘
1
妹さんの愛、そこから垣間見られるお兄さんの愛2017/05/28
まーしゃる
0
「自殺」で片付けられてる事件や事故がどれくらいあるのやら・・・怖い。2015/05/31
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