絵のなかの魂―評伝・田中一村

絵のなかの魂―評伝・田中一村

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104488018
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0023

内容説明

歿後四半世紀、彼の絵は私たちの心を揺さぶり続け、彼の生き方は熱い感動を誘ってやまない。奄美の自然を友として、無名のままに逝った画家の孤高の生涯と画業を辿る力作評伝。

目次

第1章 早熟な天才画家―栃木‐東京(故郷をあとに;神童米邨 ほか)
第2章 田園の隠遁者―千葉時代(貧すれど貪せず;姉の支え ほか)
第3章 放浪の画家―奄美・前期(遙けくも来つる哉;喜んで下さい、真の勉強をして居りますから ほか)
第4章 あくがれいづる魂―奄美・後期(夢の啓示;澄明な境地へ ほか)

著者等紹介

湯原かの子[ユハラカノコ]
1971年、上智大学仏文学科卒業。九州大学大学院、上智大学大学院を経て、1984年にユイスマンスのモノグラフィーでパリ4大学第三課程博士号、1999年に高村光太郎の比較文学研究で同大学新制度博士号を取得。現在、上智大学非常勤講師。芸術家の評伝を専門とし、著書に『カミーユ・クローデル』(朝日新聞社、1988)『ゴーギャン芸術・楽園・イヴ』(講談社選書メチエ、1995)がある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

5
一村の変わり者を改めて認識する。何事も極めるには変人でなきゃ無理なのかな。2020/07/31

Hiroki Nishizumi

4
前半は一村の生涯を淡々と書き綴られて退屈だった。それが一村の絵に対する思いを吐露する場面になると俄然迫力が増して惹きつけられた。素晴らしい。2019/04/05

こざるん

0
田中一村モノをまとめて読んでいるけれど、これもなかなか惹きつけられました。2017/02/24

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