内容説明
電話はいつも突然かかってきた。遠く離れた場所から、彼女は一方的にコミュニケートする―。誰かと繋がりたい。どうすることもできない。今にも自分が壊れてしまう…。彼女との関係を守ろうとする一人の男友達。それは友情なのか、それとも愛情なのか?人と人の繋がりと心の蘇生を描く物語。
著者等紹介
鈴木清剛[スズキセイゴウ]
1970年神奈川県生れ。文化服装学院卒業。’97年『ラジオデイズ』で第34回文芸賞、’99年『ロックンロールミシン』で第12回三島由紀夫賞を受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴりぽ
1
思春期の頃、この本にとても救われたなぁ。大切な1冊
香奈女
1
私はなぜだかうまく言えないけどこの小説が大好きです。ねぇ今大丈夫?私は一番大事なものってなんだかわからないの。それっておかしいのかな?2009/06/05
きのこ
1
モヤモヤしたり、焦ったり、諦めたり、迷走し続ける若者たちの青春小説。 カンナの迷走っぷりに、浩也は戸惑うんだけど、 最後にはしっかり向き合っていく前向きさがあって良かった。 自分が一番リラックスできる関係。 素のままの自分でいられる友人って本当に大切。 そんなに頻繁に会ってなくても、物理的に離れていても、 その人の前だと飾らずにいられるってステキなことだなー。 大事な友達のことを考えました。2009/09/15
eazy
1
三島賞作家ということで期待したが・・2003/09/10
遠い日
0
041025【読書ノート】評価★★★★2004/10/25
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