内容説明
ついに誕生した新世紀の爆笑、目眩、狂気。天才作家・ミュージシャンの超問題作!第14回三島由紀夫賞受賞。
著者等紹介
中原昌也[ナカハラマサヤ]
1970年生まれ。小説家、ミュージシャン。2001年、第14回三島由紀夫賞を受賞。暴力温泉芸者、HAIRSTYLISTICS名義による音楽作品は多数
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
64
【三島由紀夫賞作品】絶句。唖然。たくさんの暴力、たくさんの死。カルトというかホラーというか。カオスすぎて、読書をした、という気分には到底なれない。オススメしてくれた又吉さんには申し訳ないが、良さがさっぱりわからなかった。2015/07/03
阿呆った(旧・ことうら)
16
◆又吉直樹のオススメ本◆第14回(2001年) 三島由紀夫賞◆作者はミュージシャン(同姓同名だけれど、矢口真里の元夫ではない)◆無意味な暴力と性衝動◆失礼なのだが、なぜ、これが受賞したのか理解ができず、論評を探したところ『文章がとにかく幼稚』『内容が愚劣(一部文壇へのカンフル剤と賞賛)◆文章もストーリーもカオス。2017/03/17
スパイク
15
身体じゅうに絵の具塗りたくって、白いキャンバスに体当たり。ペンキ缶をぶちまけて。できあがり。はい芸術です・・・みたいな小説。人を馬鹿にするものいい加減にしなさい。と、最後まで読んでしまった自分が腹立たしくなるくらいの意味わからなさ。『できあがり』までは許します。それであんたが満足なら。でも、私は認めませんよこれは『芸術(文芸)』では決してない。・・・ちなみに私、今日くそおもしろくもない出来事がありました。2015/03/24
りえ
9
暴力の描写が多く、狂気的なストーリー。登場人物が少しずつ絡み合って物語は展開していく。内容が一度読んだだけでは理解できなく、読み直してみた。文章でこんなに狂気的な雰囲気をかもしだせるのはすごいと思う。2015/07/05
blue_elephant
5
初中原昌也氏。何で、中原昌也氏の作品を読もうと思ったのか?清々しいまでのエログロ表現に興味があって?馬鹿馬鹿しいほどに狂ってる奴らしか出てこないから?装画は上手いな〜とは思った。しかし、所詮、この作品は中原昌也氏のマスターベーション小説なのだろう。理解出来なくて正解なんだろうなあと、頭の片隅の醒めた目で読んでいる。本当に人それぞれ、いろんな人がいるものだ。他の作品もこんなテイストなら、もう読まなくてもいい。時間がもったいないわ。2019/04/11