内容説明
「果無山脈」「三千六百峰」ともいわれる無限に連なる山々と、その山が尽きた先には、遙か彼方の補陀落浄土へと続く海。古来、神域として護られてきた原始の森に宿る木霊の神秘。忘れ去られようとしている日本人の魂の原郷を、圧倒的スケールで写し撮った写真集。
著者等紹介
石橋睦美[イシバシムツミ]
1947年千葉県佐倉市生まれ。10代後半から日本の自然を知る目的で各地を歩く。1975年頃から東北地方のゆったりした地形の広がりと植生の豊かさに魅せられて、東北の自然にテーマをしぼり撮影を始める。それ以後、湿気に培われた日本独特の色彩豊かな自然美を表現することをライフワークとする。1989年頃からブナ林にテーマをしぼり、北限から南限までを撮影取材する。その仕事を終えた後、人間の歴史や、自然の成り立ちを背景にした、現在ある日本の自然林を映像に記録しておく目的で、全国の森を巡る旅を続けている
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