内容説明
アルツハイマーとは、一体何か?治すこと、予防することは出来るのか?実父をアルツハイマーで失った著者が、自らの体験を基に、徹底した取材と聞き取りで発端から治療までのすべてを解説。家族と自分を守るための必読書。
目次
発端―ちょっとおかしい、と感じたら(症例の色々―病変の現れ方;私が父にやってしまったこと―患者へのタブー ほか)
発病―アルツハイマーと診断されてから(少し進んだ症状色々;病気と闘うのは、患者ではなく介護者 ほか)
戦い―正常と異常(正常は異常に勝てない;仕事と介護は両立しない ほか)
最期―痴呆症の入院は他界(入院できる病院、できない病院;精神病院に入院させた父の場合 ほか)
アルツハイマー最前線―その後の取材で分かったこと
著者等紹介
佐藤早苗[サトウサナエ]
1934年東京生まれ。女子美大中退後、自由美術協会会員として絵画の創作活動を行う。その後ノンフィクション作家に転向し、「ニュースセンター9時」(NHK)をはじめ、TV、ラジオ、各地での講演会、フォーラム、トークショウなどでも活躍
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