内容説明
靖国問題、女性天皇問題、憲法改正問題、年金問題、少子化問題…。世の中で騒ぎ立てる「問題」のほぼすべてが、著者にとっては問題ではない。そして、むしろ誰も問題にしていないことが、著者にとっては大問題である。個人的な快・不快を基準に、倫理的問題を考えるエッセイ集。
目次
1 「哲学する」という生き方(それでも地球は回っている;醜く・賢く・狡猾なカント;無用塾閉鎖宣言 ほか)
2 快か不快か(ならず者が旅をすると…;「有用塾」?;放蕩オヤジの帰還? ほか)
3 エゴイストの戦い(日本型エゴイスト;大学教授であること;ライブドア・ショックと哲学 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
胴長のうさぎ
1
読了してないかもしれませんが半分以上は読んだので… 哲学を本当に実践していくと引きこもりになる…今話題の飲茶さんの本にも通じる内容でした。2016/01/31
tk
0
いつも通りの中島義道で安心した。2011/02/05
ぴーひゃらら
0
ちょっと薄口かなーと思っていたけど、後半はよかった。エゴイストに関する意見が好きです。2010/07/11
nemuri
0
相変わらずの中島節。最後の自殺未遂を繰り返す若者との関わりは、胸に迫るものがある。2008/06/25
星辺気楽
0
実物にお目にかかりたい!2024/01/06