内容説明
うさんくさい道徳的な子ども像を強要し、「愛国心」を注入する「心のノート」。このアブナイ教材を逆手にとって、子どもたちの批判精神を育てる授業づくりを提案する。
目次
1 「こころのノート」小学校1・2年(「きょうをたのしい日にしよう」;「このノートのつかいかた」 ほか)
2 「心のノート」小学校3・4年(「わたしにはある…」;「心のノートをひらいてみよう」 ほか)
3 「心のノート」小学校5・6年(「君たち。君たちはつねに晴れあがった空のように…」;「これがいまのわたし」 ほか)
4 「心のノート」中学校(「自分さがしの旅に出よう…」;「あなたがしるす心の軌跡」「私の自我像」 ほか)
著者等紹介
伊藤哲司[イトウテツジ]
1964年名古屋生まれ。茨城大学人文学部助教授。専攻は社会心理学。1993年、名古屋大学大学院文学研究科(心理学専攻)満期退学。1998年5月~1999年2月、文部省在外研究員としてベトナム(ハノイ)滞在。2002年~「日本ベトナム教育セミナー」の開催に主催者として毎年関わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。