内容説明
アメリカでは抽象美術が全盛はマスコミ製のウソ!?歴代7人の画家を通して説く―アメリカ人が本当に好きな絵とは?日本初!最も長いアメリカ絵画史。
目次
第1章 チャールズ・ピール
第2章 ジョン・オーデュボン
第3章 ウィンズロー・ホーマー
第4章 メアリ・カサット
第5章 アルバート・ライダー
第6章 ロバート・ヘンライ
第7章 アンドリュー・ワイエス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sakanarui2
3
アンドリュー・ワイエスのことが知りたくて、斜め読みした図書館本。 アメリカで画家・イラストレーターとして18年暮らした著者が、アメリカを代表する7人の画家を通してアメリカの美術史を描く。20世紀以降のアメリカ絵画=抽象画でしょ、というイメージがあったけど、それはかなり偏った情報であって、アメリカ絵画の主流は写実であるという。アメリカの歴史や政治、文化、著者の体験談を挟みつつ、ボヤキや毒が多めでちょっと面白かった。2024/11/06
mahiyu
0
山田五郎でアンドリュー・ワイエスを知った。 ググったらこの本があったので図書館で借りた。 アメリカ、この本で知らなかったことが多すぎて新鮮だった。 兎にも角にも、知らない画家、知らないことばかりで情けない。 学のなさを思い知ったのは今に始まったことではないが、いつになっても覚えることばかりだ。 還暦過ぎても和田さんに近い自分である。2025/08/05