内容説明
根間カナに突然神が乗る。宮古の根、先祖の根を掘り起こせと神は命じる。カナは狂気のごとく「御岳」(神を拝する聖地)を経巡るが、神の苛烈な試練は止まるところをしらない。―民俗学の権威の筆は、理性や知性を超えた彼方に存在するもうひとつの真実をわれわれに突きつける。
目次
魂の危機
南島の巫女への道
洞窟の女神
悪霊とたたかう少女
神の森
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃみ母
0
これは土地柄なのか。こんなにも神は強引なのか。驚きです。2016/09/26
金色
0
すごい神様達だった。沖縄限定の神様なのでしょうか?2022/02/27
ねむ
0
沖縄のユタの話。神に選ばれた人間は一生神の僕として使い倒され、一般的な幸せとは無縁の生活を送ることが多い。しかし、コミュニティーにおいて、街の人々が抱える悩みを一手に引き受ける臨床心理士的な役割で支えている。2021/08/01
ノメ
0
沖縄の神はなんと強引か・・・人助けをせよと迫る。民俗学者の本らしく沖縄の民俗が描かれている。2018/12/23
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