内容説明
寂しさを、ずっと誤魔化して生きてきたんだと思う…いろんな女性を愛したけれど、家族を持とうとはしなかった父。孤独を奥深くに抱き、家族を持つのが怖かった娘。白い木綿のような不思議な魅力に溢れる、衝撃のデビュー作!第6回小説新潮長篇新人賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もぐを
1
ほぼボクの世代の話。本の交換会で貰った本だけど面白かったです。作業着とか作りたいと思ってたんだが鞄もいいなと思っています2025/06/01
miharu
1
面白かった。世界観が好き。麻子みたいな人はたくさんいるけど、濱田みたいな人はそうそういないんじゃないかと思う。2011/03/18
snakedoctorK
1
この世界がとっても好き 麻子に境遇が似ているからでもない 太郎と育ちが似ているからでもない 麻子、濱田、高木この関係が懐かしいからでもない ともかくこの世界が好きだ2010/09/11
ゆうら
0
自分が何を欲しているかもよくわからないまま、ふわふわと過ごしていたが、最後は何か掴めたのかなと思う。世の中、いろんな境遇の人はいるし、家族というものに対する考え方も人それぞれ。2016/09/16
ふみ
0
主人公の感情がふわふわしていて、幸福なのか不幸なのかよく分からない。2015/03/27