内容説明
幕末から明治へ、“無血革命”が成立した底流には、開国の現実をふまえた数多の啓蒙的人材と、彼ら元幕吏を採用した明治新政府の力量があった―。その一人、維新の前年に我が国初の西洋経済学テキストの翻訳を果たした神田孝平。新政府の開明派官僚としての彼の足跡を辿り、新視点から近代日本の大改革を検証する。維新明治の開明派官僚の生涯。
目次
第1章 学問への旅立ち
第2章 江戸に行く
第3章 蘭学に転向
第4章 交遊の広がり
第5章 開成所教授
第6章 官僚の途
第7章 土地と税金
第8章 兵庫県令
第9章 古代の石器
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