内容説明
痛快な辛口本音で、インテリ好みの退屈な「ホンモノ」をバッサリ斬り、愉快な「ニセモノ」をこよなく愛でる。ズッコケアクションも楽しければ良し、あなどりがたい少女趣味にも目を光らせる。百本映画を見た気にさせる、いやいや下手な映画より断然面白い、マニアともミーハーとも一味ちがう映画コラム集。自筆イラスト満載。
目次
腐ってもハリウッド―『ザ・プレイヤー』
ときめきはスレスレにあり―『極楽特急』
ぺたんこ靴のシンデレラ―オードリー・ヘプバーン
つわものどもが夢のあと―『許されざる者』
退屈なホンモノ、愉快なニセモノ―『マルメロの陽光』『お引越し』『レザボア・ドッグス』
全身、「目」と化す―『秋菊の物語』
死はいつもあっけなく―『ソナチネ』
童心王国の体感マシーン―『ジュラシック・パーク』〔ほか〕
感想・レビュー
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