エリゼ宮の食卓―その饗宴と美食外交

エリゼ宮の食卓―その饗宴と美食外交

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104133017
  • NDC分類 319.35
  • Cコード C0095

内容説明

フランス大統領官邸で繰り広げられた華麗なる饗宴の数々。そのメニューから仏政府の外交戦略と政治意図を解明!在仏7年の著者が、関係者に綿密な取材を重ね、世界に誇る料理とワインで展開する食卓外交の全てを明らかにする、外交官・政界人からワイン通まで必読の一冊。

目次

第1章 二人の米国大統領
第2章 ポンパドゥール夫人からシラクまで
第3章 儀典長の憂鬱
第4章 執事長と三つのメニュー
第5章 厨房探訪
第6章 五十年目の抜栓
第7章 銀器を失敬したのは誰?
第8章 情熱とプラグマティズムの結合
第9章 昭和天皇とシャンソン
第10章 異なった日仏の「元寇の役」解釈
第11章 空飛ぶ料理人
第12章 ビールで乾杯!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

彩也

1
エリゼ宮=フランス大統領官邸。その饗宴コースは原則5品と日本人から見ても少なめながら、フランスの歴史と威信、ついでに外交方針までもが込められている。材料費は無制限。カトラリーもテーブルクロスも国賓級に用いられるのは、国宝レベル。ただ、相手によって、大統領が重要視する人物か否かによって、メニューの質はあからさまに変わる。特にワイン。先進国の元首レベルだと、ワインに詳しくない身でも知っている銘柄がずらり。なお、理想のワインコレクションには五十万本が必要で、三十年計画で貯蔵中というのだから、恐るべし。2011/12/11

よっちゃん31号

0
食は不思議。最上を知ってこそできる離れ技2014/10/17

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