内容説明
昭和二十年七月、原爆を運ぶ米重巡洋艦インディアナポリスをグアム―レイテ線上で撃沈するべく待ち受ける海軍伊号五八潜水艦。太平洋戦争における艦艇同士の最後の戦いが開始された。索敵と待ち伏せ、追跡と反攻、そして撃沈。史実に加えられた巧みなフィクション、双方の指揮官・戦闘員の活写、詳細な戦闘描写、意表をつく結末。第一級エンターテインメント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雑食猫
0
真夏のオリオンの原作だったのが、きっかけ。映像をイメージしながら読もうと思ったのに、全く別な作品でした。というか、どうしてこの原作からオリオンになったのかが不思議でしょうがないです。描写もイメージしにくい。勿体無いなあ~と感じました。2014/07/05
こうし
0
父に進められて読む。伊58潜水艦によるアメリカ重巡洋艦インディアナポリス撃沈を題材にした小説。 著者によると内容の半分がフィクションとのことである。違うものだと割り切らないといけないのだが、ついつい歴史に忠実な吉村昭作品と対比してしまう。2012/03/18
tai65
0
星4つ2011/12/19