太宰治の辞書

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104066100
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

《私》は太宰治の「女生徒」の謎に出会う。本を巡る旅は、円紫さんの言葉に導かれ、創作の秘密の探索に――《私》シリーズ最新作。

時を重ねて変わらぬ本への想い……《私》は作家の創作の謎を探り行く――。芥川の「舞踏会」の花火、太宰の「女生徒」の??ロココ料理?、朔太郎の詩のおだまきの花……その世界に胸震わす喜び。自分を賭けて読み解いていく醍醐味。作家は何を伝えているのか――。編集者として時を重ねた《私》は、太宰の創作の謎に出会う。《円紫さん》の言葉に導かれ、本を巡る旅は、作家の秘密の探索に――。《私》シリーズ、最新作!

内容説明

水を飲むように本を読む“私”は、編集者として時を重ね、「女生徒」の謎に出会う。太宰は、“ロココ料理”で、何を伝えようとしたのか?“円紫さん”の言葉に導かれて、“私”は創作の謎を探る旅に出る―。時を重ねた“私”に会える、待望のシリーズ最新作。

著者等紹介

北村薫[キタムラカオル]
1949年埼玉県生まれ。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。小説に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジー、創作や編集についての著書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

296
タイトルに惹かれて買ったんですが、シリーズ物だったんですねえ。まったく知らなかった(^^;)文学作品について追求していく話!ここまで、とことん文学作品を追求していくなんて、凄いですね(^^)久しぶりに太宰治を読みたくなりました(^-^)太宰治の本、何を血迷ったか、処分しちゃったんだよなあ(ToT)そのうち買いに行こう(^^;)2016/10/24

紅はこべ

269
日常の謎を世に知らしめたシリーズだが、本作ではその作風は影を潜め、文学的探求エッセイ風に。『六の宮の姫君』の続編か。主人公も『いとま申して』の主人公が現代に女性として転生したかのよう。名探偵円紫師匠は背景に引っ込み、あくまでも私の物語に。主人公の面影が「女生徒」のヒロインとも重なる。好きな作家の作品に好きな作品が取り上げられるのは嬉しい。「舞踏会」も朔太郎の「殺人事件」も愛読していたから。太宰が好きな人って基本芥川も好きだよね。逆はそうとも限らないが。文末が殆ど現在形。最近の北村作品の特徴。2015/07/07

kishikan

260
「私」シリーズというんですか。初めて知りました。この本は、私(みさき書房の女性編集者)が、創作の謎を訪ねる話。円紫さんシリーズの続きだとすれば、あれは「わたし」が大学生だった頃の話だから、随分月日を重ねたものですね。連続した3篇の物語は、太宰の作品の出目に焦点をあて、芥川や様々な作家との交流などを交え、僕らがたどり着かない出典の疑問を解き明かす物語。今回も北村さんの文章はクールでやさしく、心が平穏になる。もう、僕は古典と付き合うことはないと思ってたけど、太宰の「女性徒」をはじめいくつか読みたくなってきた。2015/12/16

文庫フリーク@灯れ松明の火

248
例えば立ち寄った本屋さんで、この高野文子さんのイラスト・この装丁に出逢ったなら、「もしや」と「まさか」で胸は高鳴り、手を伸ばさずにはいられないだろう。「あなたは---」「辰巳芸者さんでしたね」円紫師匠と私シリーズ『空飛ぶ馬』から26年。『朝霧』から17年。「私」は天城出版部長の元、みさき書房に勤務し現在は中学生男子の母。夫については何も書かれていないが、おそらく『朝霧』隣り合って「レクイエム」を聴いたサントリーホールで、『交換教授』を読んでいた飯山さん友人のように思える。「ロココ料理には、よほどの絵心が→2015/04/24

ダイ@2019.11.2~一時休止

243
円紫さんその6。連作短編集。メインは私で円紫さんは3話しか登場しない。今回も文芸うんちくが満載でした。もう少しミステリーも増やして欲しい。2015/04/15

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