新潮書下ろし時代小説<br> 罪なくして斬らる―小栗上野介

新潮書下ろし時代小説
罪なくして斬らる―小栗上野介

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104003013
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

内容説明

海軍の礎はこの男によって築かれた―。最後の幕閣、小栗上野介忠順。外交感覚に富み、財政手腕にすぐれ、軍制改革に尽力するも、斬首された激動の生涯…。日本に造船所を建設すべく、仏人技師たちと交わされる友情、信頼、そして策略の数々。幕末の横須賀湾に繰り広げられる男たちの物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃこ

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第3回(1995年)中山義秀文学賞受賞作品。 幕末史には疎いのですが、他の作品で冤罪で殺された小栗上野介という人物がいたことを知り興味を持ち読んでみることに。 幕末に外国奉行、勘定奉行などを歴任するも辞職・罷免。しかしその有能さから再度任命され、幕府を核とした新しい日本のために尽力した人物。 幕府の財政再建や、フランスの協力を得て横須賀製鉄所(造船所)の建設などを行い、近代日本の基盤を作るなど、数々の功績を残していたことに驚きました。(続→)2013/09/27

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