内容説明
“生きている実感”を求めて、走り続けたメコンの大地―。戦乱と混沌の中で出会った人々の魅力あふれる「生」を爽やかに描く。
目次
序章 走馬看花ベトナム
カンボジア・ラオス
ミャンマー(ビルマ)
タイ
マダガスカル
アフリカの中のアジア
終章 ポルポト兵士たちの微笑
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わかめ山
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タイトルに惹かれて。 人を軸にベトナム戦争取材以来出会った人たちの複数のエピソードで構成されている。 走马看花という故事成語について、例え走る馬から一瞬眺めただけだとしても美しい花は忘れない。という橋田の考え方が本の随所に溢れている。1つ1つは大したことないエピソードなのだけど、なぜかとても胸に沁みる。暖かな人柄をもつこの人にしか書けないエッセイだなとしみじみ。2017/09/07
カンパネルラ
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作者が若い。そして、東南アジアのあちこち、紛争地域がやっぱり多いのだが、現地での視点で色々と説明してくれてるし、社会と個人とのギャップみたいのも、肌感覚で伝わる。面白い。友情に関してはせつなかったり熱かったする。2011/03/19
OMO
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面白さ:○ 興味:○ 読みやすさ:○ 新鮮さ:○ 文学的云々:×2020/05/27