やさしい男―慶次郎縁側日記

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103892113
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

金はなくても腹はへる、切ないお江戸の庶民の毎日。慶次郎シリーズ第七弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラスカル

13
シリーズ第7弾。今回は、嫌われ者の岡っ引き、蝮の吉次主演の「隠れ家」「やさしい男」が良い。ことに、番屋での何気ない会話をもとに15年前の押し込み強盗を疑い探りを入れる話、「隠れ家」がおもしろい。この手の話が好きだなぁ。 あとは、最後の「今は昔」がしみじみして良かったです。2021/08/20

ひろん

12
慶次郎縁側日記7。蝮のと言われる岡っ引き吉次。事件に関係の無い店にも袖の下を出させに顔を出し、強請りの常連。その吉次の以外な一面。2014/02/10

Kira

5
図書館本。シリーズ第七集。文庫版既読。シリーズを単行本で読み返していて一番気になるのが、岡っ引きで嫌われ者の吉次。この巻には、吉次を主人公にした「隠れ家」と「やさしい男」が含まれる。そう、やさしい男とは、蝮の吉次のことである。身投げをしようとした町娘を助けて以来、吉次は面倒に巻き込まれるのだが、なぜか周り に頭を下げ続けている。あの吉次が、人に謝りまくっている。それも、娘の引き起こしたトラブルのために。どんなに面倒でも、その娘を放っておけない。仏の慶次郎と双璧をなす、やさしい男吉次。 2021/09/06

みかりん

5
今回も良かった。吉次の意外な一面。こんな優しさも持ってるのね。2018/06/27

うみろー

2
相変わらず慶次郎は優しくて、晃之助はいい男である。そして何故か吉次が優しいのである。2012/06/14

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