蜩―慶次郎縁側日記

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103892083
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「え、吉次が所帯を持ったってぇ?」小柄で貧相、意地の悪いことにかけては江戸で一、二を争う男。まあ、蓼食う虫も好き好きというが…。脇役たちもますます渋い、森口慶次郎シリーズ、快調の第五弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかりん

4
いつもの通り よかったです。仏の慶次郎に捕まった人たちは ラッキーですね。2018/06/17

虫尾 

2
まとめて読むのは少々間延びした作品も多いのだが、これはこれでいい味なのだろうなぁ。実質的な主人公がすでに隠居の身ではこれも仕方ないかな。やりきれないハナシの方に惹かれてしまうのは、まぁ好みってことで。2011/09/20

中身はおじさん

1
いわゆる「名作」って、素晴らしいんだけれど、読後、どっと疲れたりもするので、こちらの状態次第で、いつでも読めるってわけじゃないですよね。だけど、どうしても、とにかく活字は読みたいわけで。そんな時にぴったりなんですよ、このシリーズ。そういう意味での、名作ですなぁ。ドラマ化されてると知り、見てみたいㇳおもいましたが、うーむ、高橋英樹か・・・。私のイメージとは違い過ぎたので、このまま見ないでおきましょう2022/12/27

noekure

0
余りにも疲れる、続けて読む短編集ではないよね。2017/08/22

ハル

0
人にはそれぞれ大切なもの、想いがある。 その大切なものを話の根底に置く、このシリーズの中でも、今作は人々の大切な想いを主題にした話が多いように感じた。 他人にとっては、何だそんなものにこだわってというような物事でも当人にとってはとても大事なこと。 大切な物事を失ったり、逆にそのことに気づいた時, 人生が変わることもあるし、道を誤るかもしれない。 人の心情の描かれ方が細やかで、話の主人公の目線にぐっと惹き込まれる。 ★3.52022/11/04

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