象が平原に還った日―キーワードで読む村上春樹

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象が平原に還った日―キーワードで読む村上春樹

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784103829010
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0091

内容説明

誕生日は、1948年9月20日。長身でやせ型。カザンザキスの『再び十字架にかけられたキリスト』を読む青年は、「鼠」と呼ばれる。彼はなぜ「鼠」と呼ばれるのか―。長編村上春樹作品には多くの謎があり、つながりがある。ジェイやハートフィールドをはじめ、数字や記号、動物には意味がありはしまいか?象とは一体何者か。牛や一角獣、そして羊とは…。作品を徹底検証し、想像力を駆使し、もうひとつ別の小説世界を発見していくユニークで楽しい研究読本。

目次

第1部 謎に吹かれて(「風の歌」とは?;「ハートフィールド」を求めて;「鼠」の秘密;「ジェイ」の存在)
第2部 シンボリック・アニマルズ(「象」の創造;「牛」の笑い;「羊」はめぐる;「一角獣」の役割)
第3部 みどりの窓口(『ノルウェイの森』の舞台裏;「世界の終り」という街で;ダンスはすんだ!?)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mejiro

0
村上作品に登場する動物の意味など解釈には感心したけど、どや顔的文章が好きになれなかった。昔の本だからか。2013/09/25

コウ

0
★★★☆☆2007/11/10

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