内容説明
あなたと一緒に暮らしていると哀しいこともきらきらひかる。ホモの睦月とアル中の笑子の素敵な愛の物語とびきり上等の恋愛小説。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
kknnの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mana
103
「ホモ」である医者・睦月と、アルコール依存で情緒不安定な笑子の夫婦をめぐる話。そして、睦月には恋人・紺がいる。世間体のために結婚したけれど、案外うまくはまっている二人。恋愛感情ではないけれど、それを超越するような人間愛がそこにある、一風変わった恋愛小説。江國香織、初めて読みましたが、なかなかよかったです。 星9/102026/06/22
サンダーバード@永遠の若者協会を引退した元怪鳥
76
(2025-147)【図書館本-98】2025年新潮文庫の100冊53(66)冊目。タイトルからは内容が想像できなかったけど、情緒不安定でアルコール依存症の妻・笑子と同性愛者の夫・睦月の物語。両方の親が世間体を繕う為に見合い結婚をした二人だけど、お似合いで幸せな新婚生活を送っているカップル。だったらそのままにしておけば良いのに、親の立場からすると色々と口出ししたくなるんだろうな。「このままでいたい」と言うことが何故できないのだろう。笑子と睦月と睦月の恋人・紺、三人のちょっと変わった恋愛小説でした。★★★+2025/09/25
b☆h
44
snsでオススメされた本。『52ヘルツの〜』や『キッチン』に通じるような雰囲気がとても良かった。睦月と笑子の二人が納得してるのに、周りの押し付けによって二人が苦しむ辛さはよく分かるから、読んでいて苦しくなった。今でも結婚はそういうもの、って言われがちだけど、二人の生き方を尊重してあげてほしい。二人の生活が健やかであることを願わずにはいられない…2024/03/11
銀河
37
江國さん初読み。思っていたより読みやすかった。最初はバラバラなお話っていうイメージだったのがだんだんひとつに収まっていく感じがとてもよかった。男の恋人がいる旦那と、精神病の妻。病気とわかっていても、いきなり物を投げたり突然不機嫌になったりという笑子の行動に、私ならきちんと対応できるかしら、と不安を感じ、穏やかに流す睦月にほっとした。睦月の語りの部分の方が読みやすかった。いつまでもこのままでいて欲しいと思った。現実感のない、とらえどころがないふわっとした話だった。2011/12/12
りぃぃ
34
30年前の本とは思えない。今よりも認識も理解も浅かった時代にどんな思いで書いて、読む人がいたんだろう。今読んでも瑞々しく感じるのは、逆に言うとまだまだなのかもしれない。 30年後の今、登場人物たちが生きやすくなっているといいけど。2022/07/24
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